焼山(北面台地)
3月20日(土)、もう一つ四年越しのお山「焼山」へ。
標高1,260m北面台地にて 三度目のご対面
過去二回トライしたものの、いずれも外輪稜線(標高約2,330m)まで。
山スキーは滑りが主体なので、山頂は問わないものの、やはりの~・・・。
と、言うことで急遽出撃に
午前5時過ぎ、まだ暗い笹倉温泉に到着、ヘッデンを点けて仕度を。
5時30分 シール歩行スタート(ヘッデンは点けず)
冷え込みでスキーは沈まず歩き易く、薄いながらも先行者のトレースが確認できる。
林道を適当にカットして進む。
林道を見る限りでは 過去二回よりは一番積雪が多いようだ
アマナ平前後は地形が複雑、ときどき見失うものの薄いながらもトレースは大助かり
鉾ガ岳・権現岳方面
阿弥陀山方面
焼山が見えた
7時40分アマナ平、いよいよ北面台地へ向かう。
アマナ平を振り返る
8時25分、標高1,260mの北面台地にて大休止(25分)
(歩き始めて約三時間、飲まず食わずでチョイト疲れたの
)
でもそこには素晴らしい眺めが 焼山(2,400.3m)
ズームにて
火打山方面(2,461.8m)
一~二日前に降雪があったようで、この辺りまで来たら気温も上がり、一歩一歩が沈み歩き辛い
先行者がようやく見えた、二人パーティーと単独者、すでに1,700m附近を。
単独者は父さんと相前後してスタートしたお方、速いの~
でも足を運んでれば段々と近づいて
ダケカンバ
標高1,700mを過ぎると、風がかなり強く当たり出して来た
先行者がハッキリと
10時33分、標高1,880m斜度もキツクなりクトー(スキーアイゼン)を、あれ~・・・クトーが無~い
まぁ~しょうがないか~、どうせもう少し上へ行けばアイゼンに履きかえるのだし。
スキーをザックに括り アイゼンを履く
仕度をしてると単独者が標高2,000m附近からドロップ(今日のトップランナー)
10時53分 さぁ~上を目指して
振り返る
背中のスキーが風で煽られる、耐風姿勢に。
登るルートをセンターから左側へ取ると 膝まで沈む
少し右灌木側へ・・・・。

足元がす~っと抜けちゃいました
雪に隠れていた、スノーホールに腰上まで埋まってしまった。
幸いにも着地は雪下の太めの木に、木の下にはまだホールが・・・
ここは冷静に まずは状況を把握して取りあえずザックを
11時35分、標高2,040m。
ハイクアップ予定は午後1時まで、まだまだ十分余裕が、此処で二~三拍位おく事に。
囁きが・・・・
「この上へ登っても、滑りは楽しめないから、もういいんじゃ~ないの」
「早くドロップした方が、雪質が好いよ~」
「また嵌まってしまうよ」
「此処まで折角ガンバッテ来たんだから・・・」
「あと山頂まで、1キロも無いよ」
「こんな風、大したこと無いよ」
「また、いつ来れるか?」
・
・
・
後続 の方が追い抜いて行った 「午後1時まで登りま~す」と言って
撤退へ 楽しみは先延ばしに
この判断が、後で・・・・
12時05分 気持を切りかえドロップへ 楽しみましょう
お次は こちらのキャンパスにお絵描き
GoGo
12時12分 標高1,680m ダケカンバの下でオニギリタイム
12時40分 お絵描きのつづきを
(父さんを追い越して行った方のパートナーが、標高1,600m附近で待機中)
12時55分、朝一本入れた標高1,260m附近にて、単独者が日向ぼっこ中。
「○町のエヴァさんでは?」 「えっ!?・・・・」
「木の芽沢です」 「え~まさかこんな所で、失礼しました」
しばし談笑を。
木の芽沢さんには、やはり昨年2月22日守門大岳にて声を掛けて頂いた。
今日は「空沢山」を目指したが、沢が雪で埋まってなく断念して戻って来たそうだ。
もし、あのまま山頂へ向かっていたら・・・・。「お山」も、なかなか粋な計らいをするもんじゃ
1時17分 父さんが先行して下る
(木の芽沢さんにシャッターをお願いして)
1時22分 アマナ平より振り返る また来るね~ありがとう!
1時53分 笹倉温泉が見えた
2時08分 笹倉温泉にゴール
またまた山頂は踏めなかったものの、ほぼノートラック状態の北面台地も滑れたし、
久々の再会もできたし、いやぁ~じつに満足な好い日だった
GPS軌跡
(クリックで拡大 赤=往路 青=帰路)
●日 時 2010年3月20日(土) 晴
●行 程 笹倉温泉5:30~8:25標高1,260m8:45~10:33標高1,880m10:53~11:35標高2,040m
12:05~12:12標高1,680m12:40~12:55標高1,260m13:17~14:08笹倉温泉
(歩行・滑降距離 17.24km)
標高1,260m北面台地にて 三度目のご対面

過去二回トライしたものの、いずれも外輪稜線(標高約2,330m)まで。
山スキーは滑りが主体なので、山頂は問わないものの、やはりの~・・・。
と、言うことで急遽出撃に

午前5時過ぎ、まだ暗い笹倉温泉に到着、ヘッデンを点けて仕度を。
5時30分 シール歩行スタート(ヘッデンは点けず)
冷え込みでスキーは沈まず歩き易く、薄いながらも先行者のトレースが確認できる。
林道を適当にカットして進む。
林道を見る限りでは 過去二回よりは一番積雪が多いようだ
アマナ平前後は地形が複雑、ときどき見失うものの薄いながらもトレースは大助かり

鉾ガ岳・権現岳方面
阿弥陀山方面
焼山が見えた
7時40分アマナ平、いよいよ北面台地へ向かう。
アマナ平を振り返る
8時25分、標高1,260mの北面台地にて大休止(25分)
(歩き始めて約三時間、飲まず食わずでチョイト疲れたの


ズームにて
火打山方面(2,461.8m)
一~二日前に降雪があったようで、この辺りまで来たら気温も上がり、一歩一歩が沈み歩き辛い

先行者がようやく見えた、二人パーティーと単独者、すでに1,700m附近を。
単独者は父さんと相前後してスタートしたお方、速いの~

でも足を運んでれば段々と近づいて
ダケカンバ
標高1,700mを過ぎると、風がかなり強く当たり出して来た

先行者がハッキリと
10時33分、標高1,880m斜度もキツクなりクトー(スキーアイゼン)を、あれ~・・・クトーが無~い

まぁ~しょうがないか~、どうせもう少し上へ行けばアイゼンに履きかえるのだし。
スキーをザックに括り アイゼンを履く
仕度をしてると単独者が標高2,000m附近からドロップ(今日のトップランナー)

振り返る
背中のスキーが風で煽られる、耐風姿勢に。
登るルートをセンターから左側へ取ると 膝まで沈む
少し右灌木側へ・・・・。



雪に隠れていた、スノーホールに腰上まで埋まってしまった。
幸いにも着地は雪下の太めの木に、木の下にはまだホールが・・・

ここは冷静に まずは状況を把握して取りあえずザックを
11時35分、標高2,040m。
ハイクアップ予定は午後1時まで、まだまだ十分余裕が、此処で二~三拍位おく事に。
囁きが・・・・

「この上へ登っても、滑りは楽しめないから、もういいんじゃ~ないの」
「早くドロップした方が、雪質が好いよ~」
「また嵌まってしまうよ」
「此処まで折角ガンバッテ来たんだから・・・」
「あと山頂まで、1キロも無いよ」
「こんな風、大したこと無いよ」
「また、いつ来れるか?」
・
・
・
後続 の方が追い抜いて行った 「午後1時まで登りま~す」と言って

この判断が、後で・・・・


お次は こちらのキャンパスにお絵描き
GoGo
12時12分 標高1,680m ダケカンバの下でオニギリタイム
12時40分 お絵描きのつづきを
(父さんを追い越して行った方のパートナーが、標高1,600m附近で待機中)
12時55分、朝一本入れた標高1,260m附近にて、単独者が日向ぼっこ中。
「○町のエヴァさんでは?」 「えっ!?・・・・」
「木の芽沢です」 「え~まさかこんな所で、失礼しました」
しばし談笑を。
木の芽沢さんには、やはり昨年2月22日守門大岳にて声を掛けて頂いた。
今日は「空沢山」を目指したが、沢が雪で埋まってなく断念して戻って来たそうだ。


1時17分 父さんが先行して下る
(木の芽沢さんにシャッターをお願いして)
1時22分 アマナ平より振り返る また来るね~ありがとう!

1時53分 笹倉温泉が見えた
2時08分 笹倉温泉にゴール
またまた山頂は踏めなかったものの、ほぼノートラック状態の北面台地も滑れたし、
久々の再会もできたし、いやぁ~じつに満足な好い日だった

GPS軌跡
(クリックで拡大 赤=往路 青=帰路)
●日 時 2010年3月20日(土) 晴
●行 程 笹倉温泉5:30~8:25標高1,260m8:45~10:33標高1,880m10:53~11:35標高2,040m
12:05~12:12標高1,680m12:40~12:55標高1,260m13:17~14:08笹倉温泉
(歩行・滑降距離 17.24km)
この記事へのコメント
私は笹倉温泉から坪足で山頂日帰りしました。
来年のチームこばはアマナ平1泊でと言う計画もあります。
昼闇山も地元の方はこちらから登るようです。
あの北面台地の景色を見たものはやめられませんよね。
・・と読み進みましたが、ヒドンツリーホールに嵌ったようで。。
粋な計らい、と前向き解釈が次に繋がる事でしょう。
しかし、間髪を入れずの焼山狙いにはビックリでした(苦笑
頑張り父さんの話題が・・・^-^
ヒドンツリーホール(・・・って言うのか^^)
怖いですね~><
ココもなかなか簡単には、山頂に立てませんね!
条件&天候もあるし。。。
簡単に歩けるようになると、滑りが・・・(--:)
林道のショートカットができないと、辛いし。。。
昔、テント泊でめっちゃしんどかった記憶が
でも、いつか我らも山頂、踏みたいでっす^^v
よいお天気にも恵まれて・・・この日は暖かかったですね
ヒドンツリーホールですか 恐いです
かめも22日に何度か腰まで落ちました
雪庇の割れ目や地面との隙間でしたが新雪でわかりませんでした。
胸まで落ちたときは抜けるのに一苦労。
悲しい思いが過ぎりましたよ
ワカンが何かに引っかかってしまって・・・・
それでも直ぐに咽喉元過ぎて・・・・
>私は笹倉温泉から坪足で山頂日帰りしました。
いや~、すごいですね
とってもまねできません
>あの北面台地の景色を見たものはやめられませんよね。
見た者は虜になってしまいます
こちらこそご無沙汰いたしておりました
お仕事も一段落されたでしょうか。
乙妻・焼山とも銀行屋さんとご一緒した思いで深いお山です。
そちらの方へ
大変心強いです。
もうそれしか頭になかったんです
今年は天気が悪すぎるので、
しかし山は何が潜んでいるか分かりませんね。
経験積まねば~
>条件&天候もあるし。。。
全くその通り
もし、風があんなに強くなかったら、、、なんて。うらめしや~
みいさん・ペンギンさんは連続遠征記録更新中ですね
11週目は越後
>この日は暖かかったですね
風さえなかったら言う事なしだったんですけどね~
>ヒドンツリーホールですか 恐いです
おとろしいですね~
でも、かめ・ふーさんんは、もろともしてないかんじです
わたしは修行が足らんです。修行せねば
その気力・体力見習いたいものです~
楽しい一日になりました!!ただ一つ注意を忘れていました一回目のトライは「お山」を敬い、山頂を踏んじゃだめ!!
焼山だったんですね!完全に僕の頭の中では焼岳に変換されていました
今回の越後遠征は行けませんが出没した際には遊んでくださいね。
こんにちは
>その気力・体力見習いたいものです~
EVA父、一年一年、気力・体力が衰えていくのが分かると嘆いています
でも日頃、山へ行く以外は、筋トレも何もしていないのですから、それはしようがないですよね。
ということで、トレーニングなのか今日もお山へ出掛けています
こんにちワン
>一回目のトライは「お山」を敬い、山頂を踏んじゃだめ!!
自分が一回目で踏めなかったので悔しいのでしょう。
今回の焼山も反省点ばかりと嘆いております。
今日は昼頃から
朝、「行ってきまーす」と楽しそうに出掛けました。
こちらこそ、EVA父ご一緒させて頂く時は、よろしくお願いいたします。