火打山(惣兵エ落谷)
2011年4月17日(日) この時季、恒例の火打山へ。今回初めて周回してみることに。
富士見平(2060m)より北アルプス
午前6時55分 笹ヶ峰駐車場(1310m)を出発
駐車場手前で路駐の車が数台あるものの、駐車場は閑散としている。
雪壁を乗り越え 此処からシール歩行
例年に比べ残雪豊富。
ちなみに昨年の4月25日
7時43分 黒沢(1570m)
今日は黒沢を詰める予定だった。
しかし少し割れてるし、昨日のシュプール跡は十二曲り方面からばかり
7時50分、クトーを着けて十二曲りへ向かう。
ガチガチ凍結、一歩一歩慎重に。
後立山の峰々が背を押してくれる
苦登の時のクトー頼みなのに、歯が全然効かず、アイゼンに履きかえるか迷う。
クトーのままで、標高1790m支尾根に登り上がる。
8時40分 標高1830mにて一本(10分) 高妻山&乙妻山
標高1900m附近のポコ、数メーターだけツボ足で左側を巻いて。
9時50分 黒沢岳鞍部
黒沢岳トラバースはシールのままで。
トラバース道より 焼山&影火打&火打山
10時20分 高谷池ヒュッテ(2100m)に
管理人さんとお話。
今日、登って来たのはあなたが三人目です。
昨日オープンしたにしては、寂しいですねー。
黒沢・サクラ谷は、すでに少し割れてるようです。
等々、ありがとうございました
10時30分 高谷池ヒュッテを後に 妙高山の頭が見える
10時40分 早くも四名の方が滑降してる
父さんと同じ惣兵エ落谷かな?
11時48分 山頂(2461.8m)に
焼山&北面台地 先日登った昼闇山&高松山も望まれる
先着してた単独スキーヤーより、声を掛けられる。
「・・・父さんですか?」 「はいエヴァ父さんです」
「ほっしー・はっしーの仲間のKです」 「こんにちは、初めまして」
「今日はどちらから?」
「笹倉温泉からで8時間掛かりました」 「それは大変でしたね」
「お二人はどちらへ?」
「唐松沢(dルンゼ)です」 「相変わらず凄いですね~」
等々お話した後、Kさんが先行して笹倉温泉へ戻って行かれた。
(山頂スナップは、Kさんに押して頂いた
)
12時17分 影火打鞍部方向へGoGo
→滑降ルート
火打山を振り返る
南斜面で雪も緩み、気持の良いターンが続く。
雪面表面のフィルムクラストが、シャワーで追いかけて来る。
天狗原山&金山が輝きはじめた
先行した四名は、鍋倉谷へ向かったようだ。
惣兵エ落谷が近づいて来た
12時33分 標高1840mの谷底に(一本5分)
標高1740m附近にデブリ二ヶ所
12時48分 標高1480m附近 鍋倉谷と合流
左側台地へ ツボ足で上がり振り返る
気持の良い平坦地を漕いで
ルートはGPSに引いて来たものの 一部分かり辛い箇所も
でも、鍋倉谷を降りて来た四名のトレースに大助かり
1時18分 標高1260m 妙高小谷林道に合流(一本15分)
シールを着けてトコトコと
2時05分 あっりゃ~黒沢に架かる橋から除雪されている・・・
スキーを背負いトコトコ
2時20分、笹ヶ峰駐車場にゴ~ル
初の周回であったが、ルート取りもそれほど難しく無く、天候に恵まれ充実した山スキー行だった。
惣兵エ落谷、まだ一箇所も割れておらず、もうしばらく楽しめそうだ。
GPS軌跡
●日 時 2011年4月17日(日) 晴れ
●行 程 笹ヶ峰6:55~7:43黒沢7:50~8:40標高1830m8:50~9:50黒沢鞍部
~10:20高谷池ヒュッテ10:30~11:48山頂12:17~12:33谷底12:38
~12:48鍋倉谷合流~13:18林道合流~14:05橋14:08~14:20笹ヶ峰
(歩行・滑降距離 15.69km)
★遭難事故
下山後、ニュースで知った。
同じ日に同じ山で、スライドはしなかったものの、人ごととは思えず胸中複雑。
ただただお亡くなりになったお方の、ご冥福をお祈り申し上げます。
またお怪我をされたお方の、一日も早い快復をお祈り申し上げます。
富士見平(2060m)より北アルプス
午前6時55分 笹ヶ峰駐車場(1310m)を出発
駐車場手前で路駐の車が数台あるものの、駐車場は閑散としている。
雪壁を乗り越え 此処からシール歩行
例年に比べ残雪豊富。
ちなみに昨年の4月25日
7時43分 黒沢(1570m)
今日は黒沢を詰める予定だった。
しかし少し割れてるし、昨日のシュプール跡は十二曲り方面からばかり

7時50分、クトーを着けて十二曲りへ向かう。
ガチガチ凍結、一歩一歩慎重に。
後立山の峰々が背を押してくれる
苦登の時のクトー頼みなのに、歯が全然効かず、アイゼンに履きかえるか迷う。
クトーのままで、標高1790m支尾根に登り上がる。
8時40分 標高1830mにて一本(10分) 高妻山&乙妻山
標高1900m附近のポコ、数メーターだけツボ足で左側を巻いて。
9時50分 黒沢岳鞍部
黒沢岳トラバースはシールのままで。
トラバース道より 焼山&影火打&火打山
10時20分 高谷池ヒュッテ(2100m)に
管理人さんとお話。
今日、登って来たのはあなたが三人目です。
昨日オープンしたにしては、寂しいですねー。
黒沢・サクラ谷は、すでに少し割れてるようです。
等々、ありがとうございました

10時30分 高谷池ヒュッテを後に 妙高山の頭が見える
10時40分 早くも四名の方が滑降してる
父さんと同じ惣兵エ落谷かな?
11時48分 山頂(2461.8m)に
焼山&北面台地 先日登った昼闇山&高松山も望まれる
先着してた単独スキーヤーより、声を掛けられる。
「・・・父さんですか?」 「はいエヴァ父さんです」
「ほっしー・はっしーの仲間のKです」 「こんにちは、初めまして」
「今日はどちらから?」
「笹倉温泉からで8時間掛かりました」 「それは大変でしたね」
「お二人はどちらへ?」
「唐松沢(dルンゼ)です」 「相変わらず凄いですね~」
等々お話した後、Kさんが先行して笹倉温泉へ戻って行かれた。
(山頂スナップは、Kさんに押して頂いた

12時17分 影火打鞍部方向へGoGo

火打山を振り返る
南斜面で雪も緩み、気持の良いターンが続く。
雪面表面のフィルムクラストが、シャワーで追いかけて来る。
天狗原山&金山が輝きはじめた
先行した四名は、鍋倉谷へ向かったようだ。
惣兵エ落谷が近づいて来た
12時33分 標高1840mの谷底に(一本5分)
標高1740m附近にデブリ二ヶ所
12時48分 標高1480m附近 鍋倉谷と合流
左側台地へ ツボ足で上がり振り返る
気持の良い平坦地を漕いで
ルートはGPSに引いて来たものの 一部分かり辛い箇所も
でも、鍋倉谷を降りて来た四名のトレースに大助かり

1時18分 標高1260m 妙高小谷林道に合流(一本15分)
シールを着けてトコトコと
2時05分 あっりゃ~黒沢に架かる橋から除雪されている・・・
スキーを背負いトコトコ

2時20分、笹ヶ峰駐車場にゴ~ル

初の周回であったが、ルート取りもそれほど難しく無く、天候に恵まれ充実した山スキー行だった。
惣兵エ落谷、まだ一箇所も割れておらず、もうしばらく楽しめそうだ。
GPS軌跡
●日 時 2011年4月17日(日) 晴れ
●行 程 笹ヶ峰6:55~7:43黒沢7:50~8:40標高1830m8:50~9:50黒沢鞍部
~10:20高谷池ヒュッテ10:30~11:48山頂12:17~12:33谷底12:38
~12:48鍋倉谷合流~13:18林道合流~14:05橋14:08~14:20笹ヶ峰
(歩行・滑降距離 15.69km)
★遭難事故
下山後、ニュースで知った。
同じ日に同じ山で、スライドはしなかったものの、人ごととは思えず胸中複雑。
ただただお亡くなりになったお方の、ご冥福をお祈り申し上げます。
またお怪我をされたお方の、一日も早い快復をお祈り申し上げます。
この記事へのコメント
いやぁ~ほっしーさんのお仲間からお声掛け頂き、驚きやら嬉しいやらでした。
あの真っ白なラインが眩しく輝いて見えましたよ。
>硬くて相当厳しかった・・・
そうですね、これからますます標高の高い「お山」になりますので、
お互い「石橋を叩いて」、無理せずで行きましょい!
いずれ、また何処かの「お山」で
エバさんこんにちは、ほっしーさん始めまして、sakeyamaと申します。
先日の滑落事故のメンバーの一人です、あの日単独で笹倉方面から
ピストンされた方のお知り合いとの事で。
確か丁度ヘリが到着した頃現場を通過されたかと思います。
我々は自分たちの事で手一杯で、もしかしたら失礼な振舞いが
有ったかも知れませんので何かの折にその旨お伝え頂ければ
ありがたいです。
どうも失礼いたしました。
皆さんと何処かでお会い出来たら嬉しいですね。
sakeyamaさんあの時は何の力にもなれず、私の方こそ、失礼があったのではという気持ちでいっぱいでした。コメントありがとうございました。
EVA父さん 勝手な書き込みをすいません。この場を借りてメッセージがsakeyamaさんに伝えられればと思い書かせていただきました。私もいつかまたどこかで皆さんとお会いできたらと思っています。
感動を与えてくれるのも山、
何が起こるか判らないのも山、
肝に銘じて慎重に行動しないといけませんね。
何とお声掛けしてよいやら、言葉が思いつきません。
落ち着きましたら、またお元気なお姿を見せて下さいませ。
お声掛け頂きありがとうございました。
>元気がでました・・・
こちらこそ、元気百倍になりましたよ。
これからも、もう少しあちこち出没しますので、
お見掛けの節には宜しくお願いいたします。
平標の時もそうですが、やはり同じ日に同じ山。
胸中複雑で人ごととは思えずです。
お互い、これからも最善の注意を!