浅草岳Ⅱ(ヤスノ沢)

2021年3月12日(金)


  今シーズン2回目の浅草岳へ、
    週末の天気が悪そうなので急遽の出勤となった。

  午前6時前後に大自然館に着くと、
   先着車のお方から『EVAさん?』とお声がけが。

 Oさんのお知り合いのお方で、数年前『越後駒』でお会いし、
        一緒にオツルミズ沢へ落としたONさんだった。


ONさんが先行してスタートされて行った。


(下山後知ったが、ONさんはhojihojiさん名でレポアップされてる)



6時25分 大自然館(490m)よりスタート
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前回の浅草岳同様、今日も一人旅。


あさの冷え込みでカチカチ凍結。


7時05分 林道(670m)を離れ杉林へ
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ここからはクトーをつけて。



杉林を抜ける辺りで、単独スキーヤーに抜かれる。



雪 庇
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標高1000mを超えると新雪が
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いつ降ったのやら?



先行者はお二人
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もうあんな所まで。



越後三山方面
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8時57分、標高1270mにて一本。



北岳(1472m)
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守門岳方面
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正面奥(左=粟ヶ岳 右=川内山塊)
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嘉平与ボッチ(1484.7m)&前岳(1567m)
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トラバースはクトーをつけて
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今日は山頂を目指さず←へ
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9時50分、ヤスノ沢エントリーP(1470m)に。


嘉平与ボッチ
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10時10分 ヤスノ沢源頭へ
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雪面と空が同調し見えづらく、そのうえカチカチの上に湿った新雪。


雪塊の上にも新雪 要注意!
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新雪が適度なブレーキになり、ターンもスムーズに。



振り返る
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ふたたび振り返る
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アリガトサン!


林道までもう少し
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10時20分 林道(960m)に合流
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スノーモービルの轍が薄っすらと。


ここで大休憩
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この後、今日の核心が待ってるとは露知らず。



10時40分、シールにて桜ゾネへ。


景色を楽しみながら
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新雪がベタベタとシールにつき、雪ゲタに。



桜ゾネ遠いね~
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うっひゃあ~今年は雪壁が高いの~
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数歩下がってからクトーをつけて
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ん❓ん❓


 気がついた時には流されていた、
 ウイペットで必死に停止動作を、結局4~5mで済んだヤレヤレ!


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ブーツアイゼンに履き替えて
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 いつもなら浅草岳はブーツアイゼンを持参しないが、
         今日は単独なので、念のため携行して来た。

乗り上げる寸前の足元
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ギリギリセーフ



11時36分 ようやく桜ゾネ(1060m)に
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いつもの倍近い時間が掛かってしまった。



さぁ~てお次 登りルートの支尾根へ
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スキーを背負いアイゼンのまま向かう。



↓なんとかなりそう
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11時54分 登りトレース(1075m)と合流
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12時10分 ラストランを楽しむぜよ
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ザラメも緩みスキーは好く走る。


12時25分 林道と合流
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12時35分 とうちゃこ~
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先行者お二人の車はすでになし。




GPS軌跡
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●日 時 2021年3月12日(金)  曇り

●行 程 大自然館6:25~林道離れる7:05~8:57標高1270m9:10
     ~9:50エントリーP10:10~10:20林道10:40
     ~11:36桜ゾネ~11:54登りトレースと合流12:10
     ~林道と合流12:25~12:35合流

              (登高&滑走距離 12.2km)


この記事へのコメント

細板革靴
2021年03月14日 21:49
EVA父さん様、こんにちは。
守門大岳などで時々お会いしている地元テレマーカーの「細板革靴」と申します。先鋭的なレポート、興味深く拝見しました。

 大雪の年に林道下の斜面を見ていただければ良く分かりますが、ヤスノ沢は「最上部に形成される巨大な雪庇」と、下るにつれて幅が狭まる「逆三角形の独特な地形」によって、シュート末端の立木が木っ端微塵になるような強烈な表層雪崩がシーズン中に何回も発生している「極めて危険な雪崩シュート」です。地元BCガイドのNさんを含め、表面化していない雪崩事故が結構あるようで、ここ数年でもヤスノ沢で雪崩に流された事例が聞こえて来ます。命あっての山スキーです。ベテランのEVA父さん様がオピニオンリーダーとなって、ヤスノ沢の危険性について啓蒙いただければ幸いです。

 先週は守門黒姫で救助事案が発生しましたが、地元では「今後北魚沼のBCスキー&ボードで雪崩死亡事故が発生するとすれば、浅草岳のヤスノ沢だな」と懸念しています。小出警察署の方ともそんな話をしています。
EVA父さん
2021年03月15日 14:15
細板革靴さんへ

山スキーにしても登山にしても常に危険と隣り合わせ。
山スキーを始めた頃は、勢いにまかせ危険を承知でドロップもしましたが、だんだんとスキー行を重ね、そして加齢と共に自然の織り成す力に脅威すら感じられるようになりました。
最近では『石橋は叩いても渡らない』を肝に命じ、
             お山へ通ってる次第です。

今後も自然界に対し、
謙虚に真摯に向き合い、楽しませて貰おうと思っております。
お山でスライドした折には、お声がけいただければ幸いです。

貴重なる警鐘・注意喚起を賜り感謝申し上げます。
ありがとうございました!
細板革靴
2021年03月16日 20:32
コメントありがとうございます。
正に「釈迦に説法」ですね。失礼いたしました。記録を拝見すると、数年前にEVA父さん様から当方の守門黒姫でのツエルト泊を目撃されたのが最終スライドのようです。

 さて守門黒姫と言えば先の救助事案(3/7)ですが、小出警察署の方から概要を伺いました。
・救助要請は「LINE」経由
・現場は標高1,000m付近で山頂から直線で900m
・登山中に滑落
・骨折の疑いで重症
・オレンジ色のレスキューシートによりヘリから容易に視認
これ以上に詳しい内容も伺っていますが、個人情報保護のため記述しません。以下は当方の推測ですが、

 「守門黒姫」での山スキーのために通称「一段目(標高900m)」から「二段目(標高1,050m)」に登る際に、上黒姫沢の右岸小尾根からクライマーズライト(右側)の急斜面(斜度40度前後)を滑落し、加速しながら途中のブナに衝突したことで受傷されたように思います。前日の雨天から夜間の放射冷却に移行し、当日は雪面がガチガチに凍結していたようですね。

 守門黒姫に登られる方の多くは、この小尾根を行きますが、当方は「一段目」から上は上黒姫沢にレーンチェンジし上黒姫沢をダイレクトに詰めた方が早くて傾斜も楽なので、小尾根はあまり使いません(滑落のリスク排除にもなります)。一方で上黒姫沢のダイレクトコースは当然両岸からの雪崩への警戒が必要ですので、安全対策として雪が締まっている夜明け前にスタートします。
 それでも上黒姫沢は1,200mピークから落ちて破間川本流に雪堤を形成するような大規模な表層雪崩(ホウ雪崩)が時々発生しますので、降雪状況のチェックは必須です。雪崩のリスク要因が多すぎるので、降雪中や大雪の後は当方は守門黒姫には行きません。

 今週末は土曜日に山へ行けそうですが、気温も上がりそうですね。皆様御安全に。


EVA父さん
2021年03月17日 15:09
細板革靴さんへ

守門黒姫エリアへ入られるスキーヤーの皆さんは、黒姫山頂より北斜面滑走を目的に登られてる方が多いようです。
スキーヤーの多くが、稜線1328mPの左右の稜線を目指し、
北斜面へドロップしてるものと思われます。。

実際私も十数回のスキー行のうち山頂を踏んだのは二回のみ。
それも稜線通しでのことでした。
山頂からの北斜面は樹林が多く、一回も滑走しておりません。

また上黒姫沢ダイレクトルート云々とありましたが、
上部は常に雪崩の巣状態で、とても怖くて近づけません。
登山目的ならいざ知らず、スキー目的でダイレクトに山頂を目指す方を見たことがありません。

いずれにしても雪山は危険と隣り合わせ、
いかなるお山でも万全な装備をして、『石橋は叩いても渡らない』気持ちで臨みたいものです。

細板革靴さんのコメントが、拙ブログを読んでいただいてる方々への警鐘に繋がれば嬉しい限りです。

再度のご投稿ありがとうございました!
細板革靴
2021年03月17日 21:16
言葉足らずで誤解を招いたようで恐縮です。

 守門黒姫の山頂(1367m)へはほとんど行きません。上黒姫沢の底を登るのは「一段目」から「二段目の横をすり抜ける間」です(当方のノメシコース)。そこから稜線上1328mピークの西を目指します。
 細板革靴の時は、北斜面への滑り出しも「大川ガッチ(駒ノ神1423mと袴腰1527mの間の鞍部)」からがほとんどです。と言うか、地元組としては最初に駒ノ神で拝礼するのが基本ですかね。大川ガッチから三つ又(892m)に降りて、そこから烏帽子下、田代平下、左沢谷地を経由してスタートへ戻る「守門黒姫を右に眺める一周ルート」が当方の細板革靴のメインです。ブラックプリンセス(黒姫)は横顔も美人です。
 
EVA父さん
2021年03月18日 11:32
細板革靴さんへ

破間川源頭からの守門黒姫一周ルート、
 お山を熟知した地元のお方ならではのルート、凄いですね~。

山スキーも十人十色、
 それぞれのスタイルで気をつけて楽しみましょう。

ありがとうございました!